i-works5.0菅組モデル 〈1日目〉造園ワークショップ

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20250121-i-works5.0菅組モデル造園工事

i-works5.0菅組モデル 〈1日目〉造園ワークショップ

20250121-i-works5.0菅組モデル造園工事

2025年1月21日(火)と22日(水)で、i-works5.0菅組モデルで造園家・荻野 寿也さんの造園ワークショップを開催しました。

荻野寿也さんは、日本の自然や風景に深く根ざした造園設計で知られる造園家です。

【1日目】
荻野景観設計の荻野 寿也さんを含め、担当者の方々、山崎造園さん、i-works加盟店の参加者の皆様、菅組のスタッフで2日間にわたり造園工事を行います。

最初に、荻野 寿也さんから今回の造園工事の内容を説明していただき、いざ開始です!

この土地の地形(山の稜線)を生かした造園設計をしていただきました。

散水工事は1月20日(月)に行っています。

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まずは、高木から植えていきます。
荻野 寿也さんの造園は、まるで生け花を活けるように、軸となる木を植えてからそれに沿ってバランスよく植えていきます。

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造園家・荻野 寿也さんの造園の特徴

1. 自然と調和したデザイン

荻野さんの庭づくりは、自然本来の美しさを活かすことを重視しています。
人工的なデザインではなく、まるでその場所に元から存在していたかのような自然な風景を作り出します。
木々や石、土の配置に細やかな配慮がなされ、風や光、水の流れといった自然の要素を取り入れています。

2. 四季を感じる植栽

彼の庭では、四季折々の変化を楽しむことができる植栽が特徴的です。
モミジ、アオダモ、シダなど、日本固有の植物を積極的に用い、季節ごとの色彩や質感の移り変わりを演出します。
訪れる人々に季節の移ろいを感じさせる庭を提供しています。

3. 地域の風土を大切に

荻野さんの設計には、地域の気候や風土、歴史を取り入れるアプローチが見られます。
その土地の自然に合った植物や素材を選ぶことで、周囲の環境と調和した庭を作ります。
これにより、庭がその場所にしっくりとなじむデザインとなっています。

4. 機能性と美しさの融合

荻野さんの庭は、美しさだけでなく、実用性や居心地の良さも兼ね備えています。
例えば、家の中からの眺めや動線に配慮し、生活の一部として庭が自然に溶け込むように設計されています。
また、日常的に手入れがしやすいよう、維持管理のしやすさも考慮されています。

5. 自然素材の活用

人工的な素材を多用するのではなく、石、木、苔などの自然素材を活用して庭を構成します。
これにより、全体的に落ち着きのあるナチュラルな雰囲気が生まれます。

6. 静けさと間の美学

庭には「余白」や「間」を意識したデザインが施されています。
派手さを避け、静けさや控えめな美しさを追求することで、日本的な侘び寂びの精神を感じさせる空間を作り上げています。

荻野さんの造園は、自然の美しさと人々の暮らしをつなぐ架け橋となるデザインが特徴的です。
そのため「長く付き合える庭」として、多くの人に愛されています。

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建築家・伊礼智さんもお越しいただき、荻野さんと打ち合わせしたり、建物工事の進捗状況をご確認いただきました。

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参加してくださった皆さまのおかけで、予定以上に工事が進みました。

次の日の1月22日(水)は、下草や苔、砂利敷きなどの作業をして、仕上げていきます。

20250121i-works5.0菅組モデル造園

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