子供とのんびり過ごす家
寒いのが大の苦手だった奥様火を使うストーブではなく、
安全で空気を汚さないOMソーラーの家を選びました。
そんな中でお子さまも生まれ住み始めて
もう少しで2年になるTさん宅を訪れました。
- 家を建てようと思ったきっかけ
何年か前の台風の時、当時はアパートに住んでいたのですが、雨がすごくてアパートのすぐそばまで水がきました。それから家づくりのことを考えるようになり、ハウスメーカを何件かまわりました。その後、紹介で菅組の事を知り、高松展示場を見に行きました。今までハウスメーカーの家しか見ていなかったので、当初は木の打放しの家の良さはわかりませんでした。どちらかとゆうと燃えそうな、無垢の床材なので汚れが目立つのじゃないか、などと思っていました。ですが、見学を重ねるうち、木の匂い、香り、ぬくもりを感じるようになり、「木の家」に対する考え方が変わってきました。
- プランの中でこだわった部分は
「一生住む家なので時間をかけてつくりたいという気持ちがありました。また、希望としてはのんびり時間を過ごすことのできる家にしたかった。」と奥様。ご主人の希望は「間仕切りや廊下はいらないところ」だったそう。間仕切りがなければ毎日顔を合わさないといけなくなりますが、その分、コミュニケーションがとれます。また、仕切りがないと風通しも良く、明るい家になりました。
- 住み心地はいかがですか
とても快適です。ビックリしたのは、夏も意外と涼しいこと。それも窓を閉めていた方が涼しい。それは、屋根にセルロースファイバーという断熱材をいれているから、輻射熱が防げることと、OMの夜のしくみ、涼しい外気を取り入れる「涼風取り入れモード」にすることでエアコンのような効果があり、室内の温度も下がるからです。
- 設計~施工
外壁の色がみつからなくて、最終的には設計士さんに選んでいただきました。アドバイスを聞きながら、自分たちのつくりたいものが練り上がっていったように思います。なにより、楽しくつくれたし、打合せを通してだんだんできていくのが楽しくなっていました。
- お気に入りの場所
気に入っているのはこの直線階段です。中段くらいにすわって外を眺めてぼぉーっとするんです。それと、天井の梁をそのまま表している「じか天井」のため、2階を歩いていると足音が聞こえます。いつも家族を近くに感じることができて安心できます。
住み始めてもう少しで2年。木の色が馴染み、いい色になってきました。これからお子さんも大きくなり家族と共に変わっていく・・・讃岐舎のこれからが楽しみです。
高松市 T邸 2005年9月竣工
家族構成/夫婦・子供1人
延床面積/112.00㎡(33.94坪)
構造/木造2階 〔讃岐舎〕
※OMソーラーシステム