築90年以上の八尾の家(やつおのいえ)の再生
古民家改修 リノベーション- 2階建て
- 40坪以上
- 土間収納
- 日本瓦葺き
- 焼杉外壁
- 薪ストーブ
- 香川県産ひのきフローリング
築90年以上の八尾の家(やつおのいえ)の再生
物件概要
- 所在地
- 三豊市仁尾町
- 構造
- 木造(在来軸組工法)
- 延床面積
- 1F 194.05㎡(58.80坪)
2F 27.16㎡(8.20坪)
計 221.21㎡(67.00坪)
昭和7年創建、地元では八尾の家(やつおのいえ)と呼ばれる典型的民家住宅です。
母屋を創建後、母屋の続きに付属する形でハナレが数回にわたって増築されていました。
その増築された部分のうち初期の台所、浴室は3回目の増築の後まったく使われず床とその下の床組材にやまと白蟻と腐朽菌の被害を受けておりました。
そういった背景もあり、改修工事が始まりました。
もともとあった母屋本体の大きな梁組のある大空間がメインリビングになりました。
また、薪ストーブのある天井の低い落ち着いた土間空間もつくり、離れ部分はアトリエと寝室にしました。
改修部の母屋と離れはほぼ創建当時のまま古色を帯びてきたという状況でした。その元々の美しさがそのまま再現され、経年を受けて今まさに、古色ビンテージに仕上がりつつある・・という状態を空間に設計しました。
丸太の化粧張りなど残せるものはできるだけ以前のまま残して使用し、居間や寝室の床板には香川県産檜の無垢材を使用しました。