思い出の姿をそのままに 香川の地で実現した移築再生

古民家改修 リノベーション
  • 2階建て
  • 35坪〜40坪未満
  • ジョリパット塗り
  • 吹き抜け
  • 日本瓦葺き
思い出の姿をそのままに 香川の地で実現した移築再生01

思い出の姿をそのままに 香川の地で実現した移築再生

物件概要

所在地
香川県
構造
丸太組工法
延床面積
1F 96.33㎡(29.19坪)
2F 43.06㎡(13.04坪)

計 139.39㎡(42.23坪)
備考
外壁上:ジョリパット塗り
外壁下:杉板鎧張り

主な内部仕上げ:天井・・・松力床板現し、和紙貼り 
        壁・・・中壁中塗り仕上げ 
        床・・・松板張り

もともと東京近郊に建てられていた家です。

さまざまな理由が重なり、家を解体するか他の場所へ建て替えるのかという選択をせまられる機会がありました。

そんな中、住まい手さんが選んだのは「香川県への移築再生」でした。
知人の紹介で香川県へ移築ということになり、大規模な移築計画が始まりました。

古い建具や梁、柱もできる限り元あった材料を利用してしました。
元の雰囲気を残すため、大工の棟梁が部材を見極めました。
見える部分には古材を生かすよう考慮し、隠れる構造材の部分は新しいを木を採用して耐震にも備えられています。

移築再生の設計コンセプトは、移築前の雰囲気を残し、大切な家族の思い出と心をつなぐことでした。
快適に住み続けるために、9割は元の部屋に戻し、残り1割は現代にマッチする性能に考えられています。温熱環境は新築と遜色ないよう、室内は土壁で仕上げつつ、外壁をセルロースファイバーで断熱しています。

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